終戦の日、ご縁があって福島の川内村、志賀ご夫妻のおうちに友人と遊びに行ってきました。
すばらしくすばらしく美しい美しいところでした。
溢れる美しい緑、綺麗な水の流れる川、とっても気持ちよく過ごせるおうち、新鮮なお野菜やお魚を使ったおいしいごはん、すばらしい工房、、、、、うっとりするような夢の生活。
町営の温泉、夜には松明の灯りでごはん、素敵なキッチンでのごはんつくり、物語のあるお部屋、川や山の風景と溶け込んでいる素敵なお庭にはモリアオガエルのおたまじゃくし、、、、、思い出せばきりもなく。
穏やかなご夫妻にあたたかく迎えられ、友人と一緒にとても幸せな時間を過ごすことができました。本当に本当にお世話になりました。ありがとうございます。
東京電力福島第1原発事故で一時全村避難を強いられ、いまだ居住制限区域と避難指示解除準備区域を抱える川内村。
伺った日はお盆、夏の成人式や、盆踊りで沢山の方が戻ってらした。
かわいらしい素敵な建物の小学校は通っていた130人いた子供達のうち十数人のみ。
写真でみせていただいた、映画のワンシーンのような菜の花畑でのチェロのコンサート。今は除染袋が並ぶ。
どこまでもどこまでも緑。ただただ美しい。鳥のさえずり。蝉の声。透明な川の音。
美しければ美しいほど、悔しいし悲しいと感じる。
ましてやこの土地を愛し住んでいた方にとっていかほどのものであろう。
私のやるべきことは何であろう?
今朝のニュースで昨日全村避難解除されたと知りました。
これで終わったと有耶無耶になって忘れてしまわれることがないようにと強く感じます。